レザーバッグというのは、どこかレトロというか、クラシカルというか、
現代のペラッペラな風景のなかでどっしりと存在感をアピールすようなところがありますよね。
いろいろな高級ブランドが手を変え品を変えて
レザーバッグを打ち出してきますが、
それらを見ていると、果たしてほんとうにレザーである必要があるのか。
たんなるブランドの見栄えをよくするためだけに
レザーが使われているだけなのではないか、という一方的な邪念が浮かんできてしまいます。
実際に製品を手に取って見ても、「よし、レザーだ」という昂揚感のようなものが感じられないというか。
私がいつも愛用しているのは、
東京足立区にある手作りのカバン工房・土屋鞄製造所のレザーバッグです。
ここの製品は、実物を見ていただければわかりますが、「革、どこから見ても革」という感じです。
昔の名作映画に登場した紳士が持っていたカバンを思い出させます。
まず、仕事用には、ブリーフケース。
イギリス製の牛革にタロウ(牛脂+植物性油脂)を染み込ませて
作られたブライドルレザーという極上素材を使用した、まさに最高級品。
物を入れるにも出すにも、もちろん持ち歩くにも、
カバンと向き合うその一瞬一瞬にステイタスを感じることができます。
プライベート用には、オイルヌメ革のショルダーバッグを使います。
本物の革の香りと陽光に映えるこげ茶色が大人の遊びを演出してくれる逸品です。
収納性も抜群なため、ちょっとした出張にも重宝しています。